このエントリでは、MOMOと他のBFO型上肢装具との違いを紹介します。
BFO型上肢装具
MOMOは「BFO型上肢装具」というカテゴリに入ります。このカテゴリには他にも「ポータブル スプリング バランサー(PSB)」や「ボールベアリングフィーダー」といった商品があります。
難しいのはそれぞれに異なる機能やオプションがあって、しかもご利用者の症状や使う環境、目的などによって良し悪しが変わるということです。ようするに、「誰にとっても、なにをするにも、MOMOが一番優れている!!」ということではありません。(そうであれば嬉しいのですが…)
各商品の特徴を踏まえて、試しに使ってみたうえで、適切なものをチョイスしてもらえたらと思います。
比べてみる
それでは早速比べてみましょう。主な機能やオプションをまとめてみました。
こうして 比べてみると、腕を下から支えること、かつスプリングによってクッション性と上下のアシスト力があること、ユーザー自身でのつけ外しやロック機能が優れていることがMOMOシリーズの特長と言えます。
またMOMOは、MOMOプライムやPSBとはスプリングの力のかかり方が違います。この点が、「今まで使いやすいものが見つからなかった」という方々から評価していただける理由だと思います。
当初はPSBに対し劣っていたオプションが豊富さも、「車いす用ブラケット」や「フロアスタンド」を追加したことで追いついてきたかなーと思います。
MOMOシリーズとPSBは、どちらも比較したうえで、長く使うことも考えて、ご自身に合うものをチョイスしてください。
ボールベアリングフィーダーはMOMOシリーズとPSBに比べ動きの自由度や調整機能が限定されますが、最もシンプルで手軽に使うことができます。
まとめ
MOMOシリーズと他のBFO型上肢装具の違いを紹介しました。上肢装具を選ぶ際は、参考にしていただけると嬉しいです。
MOMOシリーズの詳しい情報は商品ページでご覧くださいませ。
最近動画も増えてきたので、この機会に紹介しちゃいます。