デバイスの認識に関すること
Q1. 設定ツールで、ジョイスティックマウスを挿入すると「設定が読み込めませんでした」というエラーが表示されて設定内容が表示されません。
A. 一部の環境において設定ツールで設定を読み込めない現象が発生しています。詳細は「ジョイスティックマウスおよびなんでもワイヤレスの設定ツールで設定を読み込めないエラーについて」をご参照ください。
Q2. ジョイスティックマウスを挿入しても設定ツールで認識できません。
A. 「ファイル(F)」の中の「デバイスの認識(S)」を選択してください。それでも認識できない場合は、ジョイスティックマウスを操作して、マウスカーソルが移動できるかどうか(マウスとして認識されているかどうか)ご確認ください。
Q3. ジョイスティックマウスがWindowsによって正しく認識されません。
A. ジョイスティックマウスは、通常のマウスとして認識され、特別な操作なしに自動的に利用可能となります。次の手順でご確認ください。
- ご利用の環境によっては、通常のマウスとして認識するまでに時間がかかる場合があります。処理中でないかご確認ください。
- 他のUSBポートに接続して正しく認識するかご確認ください(USBポートが1つしかない場合はUSBハブを接続して確認ください)。
- 他のパソコンがあれば、他のパソコンに接続して正しく認識するかご確認ください。
- 他のUSBポートや他のパソコンでも正しく認識できない場合はジョイスティックマウス(本体)の故障が考えられます。
※ なお、特定のUSBポートで正しく認識できない場合は、パソコンの設定(デバイスドライバーのインストールやデバイスの認識)に問題が生じている可能性があります。この場合、コントロールパネルのデバイスマネージャで問題が確認できる場合があります。確認の際は、パソコンに詳しい方と一緒に作業をしてください。
設定操作に関すること
Q4. 利用者に合わせて設定を変更したいのですがどのように設定したらいいですか?
A. よく行う設定変更の例については、設定ツールのヘルプから「2.利用方法」の「よく行う設定変更について」を参照してください。
Q5. 設定の詳細情報を知りたいのですが。
A. 設定の詳細については、設定ツールのヘルプから「3.設定値について(詳細情報)」を参照してください。
Q6. 購入時の設定に戻したいのですが。
A. 「初期設定に戻す(D)」ボタンを押してください。購入時の値が設定されます。設定を確認後「本体に保存(W)」ボタンを押して本体に保存してください。
Q7. 誤って「初期設定に戻す(D)」ボタンを押してしまいました。元に戻せますか?
A. 本体に保存していなければ「本体から読み込み(R)」で設定を呼び出せます。
Q8. 誤って「本体に保存(W)」ボタンを押して本体に保存してしまいました。元に戻せますか?
A. いいえ。元に戻せません。設定値の確認と再設定を行ってください。 なお、保存を実行する前に確認ダイアログが出ますので確認の上実行してください。
Q9. 「一つ前の設定に戻す(L)」ボタンはどのような時に使うのですか?
A. 「一つ前の設定に戻す(L)」ボタンは、直前に本体に保存した時の値に戻すことができます。これは複数のジョイスティックマウスに同一の設定を行う場合に便利です。
例えば、複数のジョイスティックマウスのボタン1~3の機能をオフにする設定をしたい時、1つ目の設定を終えて、2つ目のジョイスティックマウスを接続すると、設定値は2つ目のジョイスティックマウスの設定が表示されます。この時、「一つ前の設定に戻す(L)」ボタンを押すと、1つ目に保存した時と同じ設定を呼び出すことができます。そのまま「本体の保存(W)」ボタンを押して本体に保存します。 3つ目以降も同様に、一つ前の設定を呼び出して保存していきます。
Q10. 「本体に保存」や「印刷」をしようとしてもエラーメッセージが表示されて実行できません。
A. 各設定項目に正しい値が入力されているか確認してください。
Q11. .NETのエラーメッセージ(日本語または英語)が表示されました。どうしたらいいですか?
A. ジョイスティックマウス設定ツールを一旦終了して、もう一度起動してから、設定をやり直してください。なお.NETのエラーメッセージが出る場合つぎのようなことが考えられます。
- ジョイスティックマウス(本体)が正しく認識されていない場合(デバイスドライバーのインストール中など)
- 設定ツールを起動したまま、頻繁にジョイスティックマウス(本体)を抜き差しした場合
- その他内部エラーが発生した場合
ファイル保存や印刷に関すること
Q12. ジョイスティックマウス設定ツールで保存や読み込みができるファイルの形式(拡張子)は何ですか?
A. 拡張子は jms です。ファイル形式は独自の形式です。
Q13. ジョイスティックマウスの設定を別の人に送りたいのですが。
A. 設定ツールで名前を付けて保存でjms形式のファイルを作成します。それをメール等で送信できます。相手先に同じジョイスティックマウス設定ツールがあれば、jmsファイルを読み込むことができます。
Q14.ジョイスティックマウスの設定を印刷して残したいのですが。
A. メニューの「ファイル(F)」の中の「印刷(P)」で印刷できます。ただし、あらかじめパソコン本体のプリンター設定が完了している必要があります。なお、表記は「英語」となります。
設定後の動作に関すること
Q15. 設定したのにジョイスティックマウスの動作に変化がありません。
A. もう一度、設定ツールを起動して、ジョイスティックマウス(本体)の設定を確認してください。設定値を変更したあと「本体に保存(W)」ボタンを押して、本体に保存しないと、設定は有効になりませんのでご注意ください。 なお、本体に保存を実行した後、背景が「黄色」の変更箇所がすべて「水色」になっていることを確認してください。
Q16. 有効判定時間を大きくするとボタンの反応が鈍くなります。
A. 有効判定時間は、設定の秒数以上ボタンを押し続けるとボタン押下が有効になる設定です。この設定が不要な場合は、初期設定のまま利用されることをお勧めします。
Q17. マウス速度を最小値、最大値にするとスムーズに動かなくなります。
A. マウス速度はマウスの移動量のデータを調整します。移動量が小さくなるとスムーズに移動しない場合があります。その場合はWindowsのコントロールパネルの中の「マウス設定」の「マウス速度」も合わせて調整してください。
Q18. 無効範囲を大きくするとスムーズに動かなくなります。
A. 無効範囲は、レバーを傾けても反応しない範囲を設定します。設定値を大きくすると反応する範囲が狭くなり、スムーズに動かなくなる場合があります。無効範囲を大きくした場合は、マウス速度を小さくするなどの調整も合わせて行ってください。
(※無効範囲を10%以下にするとレバーを操作していないのに勝手にマウスが移動してしまう現象を伴うことがあります)
(※無効範囲を45%以上にするとレバーを操作してもマウスが移動しなくなる場合があります)
Q19. 前後左右の感度を高くするとスムーズに動かなくなります。
A. 感度を高くすると少しの傾きで大きく反応するようになります。この設定が不要な場合は、初期設定のまま利用されることをお勧めします。感度を高くした場合は、マウスの移動がスムーズに移動できず、操作しづらくなる場合があります。マウス速度を小さくするなどの調整も合わせて行ってください。
Q20. 入れ替え設定や反転設定をするとレバーの傾きと違う方向に移動します。
A. 本体の取り付け位置に対応するための設定です。この設定が不要な場合は、初期設定のまま利用されることをお勧めします。
本体に関すること
Q21. ジョイスティックマウスを固定する方法はありますか?
A. 本体の底面にある固定用の「M4のネジ穴」をご利用いただけます。詳細は製品の取扱説明書をご参照ください。なお、ネジ穴以外での固定方法はご利用環境に合わせてご検討ください。
カメラねじによる固定もカスタムで受け付けています。詳細はこちらをご覧ください。
Q22. レバートップを変更することはできますか?
A. はい、できます。2つのレバートップを製品に同梱しています。詳細は製品の取扱説明書をご参照ください。
カスタムでステム(レバー)の延長にも対応できます。詳細はこちらをご覧ください。
Q23. ボタン1(レバー)の重さを変更することはできますか?
A. はい、できます。3つのバネを製品に同梱しています。詳細は製品の取扱説明書をご参照ください。
Q24.ボタン2、3の重さを変更することはできますか?
A. いいえ、できません。
その他
Q25. 設定ツールはどのような環境で動作しますか?
A. ジョイスティックマウス設定ツールは、次の環境で動作します。
OS:Windows 8.1 /10
.NET環境: .NET Framework4.0または4.5が必要(ジョイスティックマウス設定ツールをインストールする時に必要に応じて自動でインストールします)
画面解像度: 800x600以上